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【入門】ショアジギングを始めよう!どんな釣り?魚種は?必要な道具は?

初心者向け

こんにちは,うみネコ🐈です。

今回はショアジギングがどんな釣りなのか。
また,どんな道具が必要なのかを解説していきたいと思います。

なんとなく知っているけれど
「なんだか難しそう。」「ものすごくハードで体力が必要な釣りじゃないの?」「どんなものを揃えていけばいいのかわからない。」という方は是非読んてみてください。

ショアジギングとジギングって同じ?

まず,【ショアジギング】という釣りのジャンルとよく似たものとして【ジギング】という釣りのジャンルがあります。ジギング(JIGGING)という言葉が共通して入っていますが,違うものです。

ショアジギング】は陸上(陸っぱり)からメタルジグをキャストする釣りです。

一方【ジギング】は船からメタルジグ沈めて釣りをすることを指し,【オフショアジギング】とも呼ばれています。

違うものを指す言葉なので注意しましょう。

ショアジギングってどんな釣り?

ショアジギングで主に使うルアーはメタルジグです。

メタルジグというのは,鉛やタングステンなどの金属製のルアーで,単に「ジグ」と呼ぶこともあります。

対象となる釣り場は

 ・堤防
 ・テトラ帯
 ・桟橋
 ・地磯
 ・浜(砂浜,ゴロタ浜)

などなど,様々な場所で釣りができます。

ショアジギングの2つの武器!

他の釣りにはない,ショアジギングの2つの武器(強み)を紹介します。

①圧倒的な飛距離!

ショアジギングに使われるメタルジグの重さは,狙う魚種や海域などによってさまざまですが,最も軽い部類の20g~30gのメタルジグを使っても,誰でも70mくらいは慣れてくれば投げられるようになります。

力のある人や,重いメタルジグを扱う人なら,90m後半~100mほどの飛距離になることも珍しくありません。

②あらゆる水深に対応できる!

「メタルジグは大きさの割に重さがある」つまり,沈んでいくスピードが他のルアーに比べはるかに速いというのが特徴です。

メタルジグであれば,水深20mや30mを超える水深でも,容易に攻めることができます。

他にもミノーやワーム,バイブレーションなどさまざまなルアーがありますが,そのようなルアーで深場を攻めるのは簡単ではありません。

「メタルジグでしか攻略できない水深がある」というのは,大きな武器になります。

狙える魚種が豊富!

ショアジギングで狙える魚は本当にたくさんあります。基本,魚を食べる肉食魚(フィッシュイーター)であればすべて釣ることが可能です。一般的にターゲットになることの多い魚種を紹介していきます。

青物

もともとショアジギングは青物から始まったといっても過言ではないくらい人気のターゲットです。

堤防で手軽に楽しめるサバハマチサワラから,大型のブリカンパチヒラマサまで,青物といっても魚種は多彩です。他にもカツオマグロが釣れる地域もあります。

ただし,磯からの大物狙いとなるとそれなりの装備が必要です。まずは手軽に始められる堤防から始めましょう!

底棲魚

底棲魚というと「・・・??」となりますが,ヒラメやマゴチなどです。

ヒラメは,やや速めにリトリーブ(リールを巻く)
マゴチは,スロー気味にリトリーブしたり,小刻みにリフト&フォール(ルアーをピョンピョンと上げ下げすることで魚を誘う)するなど,それぞれ有効とされるアクションがあります。

どちらも高級魚!ぜひ狙ってみましょう!

真鯛

本州のほぼ全域に生息しており,だれにでも釣れるチャンスがあるターゲットが真鯛です。

釣れる時間帯は,朝夕のマズメ時に集中することが多いですが,ベイトとなる魚が多ければ昼でもチャンスがあります。

ショアジギングで釣れる平均的なサイズは50㎝~70㎝といわれています。引きもパワフルで,釣って楽しい,食べて美味しい最高の魚です。

根魚

根魚といってもたくさんの魚種がありますが,そのほとんどの根魚がショアジギングの対象魚となります。
例えば,ガシラ,アイナメ,クロソイ,タケノコメバル,ムラソイ。
また,キジハタやアオハタ,アカハタ,オオモンハタなどハタ系の魚も釣ることができます。

根魚というだけあって,海底の岩礁(根)を攻める必要があります。

根を攻めるとなると,根がかりのリスクは常に付きまといますが,メタルジグで大型の魚が釣れることが多いと言われています。

ぜひチャレンジしてみたい魚種ですね。

シーバス

シーバスもショアジギングで狙うことのできる魚です。

波の高いサーフ(砂浜・ゴロタ浜)や河川の河口部,港湾でもミノーなどでは届かない遠くの深場など,メタルジグでしか狙えない場面や場所は意外と多いです。

また,そんな場所に行くとシーバスがものすごくいい反応をするということも多々あります。

基本的なタックルは?

準備したいロッド・リールは釣りたいターゲットによってほぼ決まってきます。

大物狙いなのにライトなロッドではダメですし,逆にヘビーすぎるロッドでは操作性が悪くなります。

もう一つ大切な要素があります。それは,自分の体力です。

ショアジギングでは,重くなると120gのメタルジグを扱います。100gを超えてくると投げても,巻いても,かなりの体力・筋力が必要です。

数投で疲れてしまうようでは,釣りを楽しむことなんてできませんよね。

そこで,ショアジギングでは,扱うルアーの重さによって3つの呼び分けがされています。

入門者にオススメなのは,ライトショアジギング!体力面で不安がある方なら,スーパーライトショアジギングがオススメです。

ライトショアジギング【まずはここから!】

小型から大型まで対応できる万能なロッド。少しパワーが足りない部分もあるが,扱えるジグの重さ,飛距離,対応魚種の範囲などのとてもバランスがいい。

  • ロッド:長さは9ft〜10ft程度,20g〜60gのジグを扱えるもの。
  • リール:シマノなら4000〜5000番 ダイワなら3500〜5000番。
  • ライン:PE11号〜1.5号。
  • ショックリーダー:使用するPEラインの強度に合わせる。
  • スナップ,リング類:強度のあるスナップを選ぶ。
  • メタルジグ:20g〜60g。お使いのロッドに記載されているMAXウェイト以内で。

スーパーライトショアジギング【体力に不安がある方や女性にオススメ】

小型から中型をねらうタックル。ロッドが軽くて柔らかい。ロッドの反発力を生かせるのでジグの飛距離は十分。体力に自信がない方や女性でも安心して釣りができる。

  • ロッド:長さは9ft程度,30g程度のジグを扱えるもの。
  • リール:シマノ3000番 ダイワ3000番。
  • ライン:PE0.8号〜1号。
  • ショックリーダー:使用するPEラインの強度に合わせる。
  • スナップ,リング類:スナップ
  • メタルジグ:30gまで。お使いのロッドのMAXウェイトを確認してその範囲で。

ショアジギング【本格的にやるなら】

中型〜大型青物などのようにパワーのある魚をターゲットにしたタックル。釣り場が地磯などになれば、さらにタックルの強度のあるタックルを準備しましょう。

  • ロッド:長さは9ft〜10ft程度,60g〜80gのジグを扱えるもの。
  • リール:シマノなら6000番~ ダイワなら4000番〜。ノーマルギアよりもハイギアがオススメ。
  • ライン:PE1.5号〜3号。太くなると飛距離も少し落ちるので注意。
  • ショックリーダー:使用するPEラインの強度に合わせる。
  • スナップ,リング類:スナップよりもコンビリングがオススメ。
  • メタルジグ:40g〜100g。お使いのロッドに記載されているMAXウェイト以内で。
うみネコ

 ①ターゲットを決める
 ②扱うジグの重さからロッドを決める
 ③それに合ったリールとラインを決める
 ④小物類
といった順で考えてみると決めやすいです。

道具を揃えよう!

いざ道具を揃えようとしはじめると,その数の多さに驚くと思います。ここではその道具選びをする際に助けとなるものを書いていきたいと思います。

ロッド選び

いざロッドを探し始めると,その数の多さに驚くと思います。硬さや長さ,グレードなど違いは様々ですが,安い竿は重くてグニャっと。高い竿は軽くてしっかりと(パリッと)としている傾向があります。

グレードが高くて,価格が高ければいい竿という傾向はあります。でも,まずは入門で…という方は実売価格1万円~2万円くらいで選ぶと快適に釣りができると思います。

↓おすすめのロッドはこちら↓

リールの番手選び

リールの番手(スプールの径)と飛距離には深い関係があります。

あまりに小さいリールを選ぶと,ジグを投げてラインが出ていくときに,スプールエッジ(リールの糸が巻かれたヘリの部分)に強く当たり,飛距離が落ちてしまいます。

ある程度番手の大きいリールを選ぶようにしましょう。

↓おすすめのリールはこちら↓

ライン(PEラインとリーダー)選び

ショアジギングでは2種類のラインが必要です。1つはメインラインとなるPEライン。もう1つはリーダーの呼ばれるラインです。

PEラインは,引っ張ってもほぼ伸びない,非常に強いラインです。しかし,擦れたり傷がついたりすると簡単に切れてしまうという弱点があります。

リーダーは主に,ナイロンリーダーフロロカーボンリーダーがあります。この二つは,擦れや傷に強いラインですが,引っ張ると伸びるという弱点があります。


ナイロンとフロロカーボンで多少違いがありますが,初心者であればナイロンの方が使いやすいと思います。

↓PEラインとリーダーの結び方はこちら↓

↓ライン強度の考え方はこちら↓

メタルジグ(色,ウェイトバランス)選び

メタルジグといっても,色やウエイトバランスなどを見ていくと本当にいろいろな種類があります。

基本的な色は,赤金,ブルー,ピンク,ケイムラ,グロー(夜光)の5種類と考えればいいでしょう。

まずは,3種類(赤金,ブルー,ピンク)を基本として,余裕があればケイムラやグローの2種類も準備するといいでしょう。

ウエイトバランスは,フロントバランスとセンターバランスとリアバランスの3種類があります。

まずは,どんな環境でも使いやすい万能型のセンターバランスがオススメです。

その他の道具編

竿とリールとラインとルアーがあれば釣りは始められると思いがちですが,その他の道具も必要です。簡単に紹介していきます。

クーラーボックス

釣った魚を持ち帰るのに絶対に必要なのがクーラーボックス。

せっかく釣った魚も,クーラーでしっかりと冷やして持ち帰らないと鮮度が落ちてしまいます。クーラーの大きさはL(リットル)で表されています。

シマノの18Lのクーラーボックス

車を直接横付けできる埠頭や堤防であれば24Lくらいあってもいいですが,ほとんどの場合はある程度持ち歩かなければいけません。機動性と内容量を考えると18Lくらいがバランスがいいでしょう。

ロープ付きの水汲みバケツ

思っているより活躍する場面は多いのが『水汲みバケツ』

・道具入れとして使う。
・釣った魚の血抜き作業をする。
・手を洗う。
・釣り場の汚れを洗い流す。 など

多方面で活躍してくれる水汲みバケツはぜひ準備しておきましょう。

スナップ・リング類

ルアー仕掛けにスナップを使うと、ルアーの交換がとても簡単になります。

ルアーをリーダーに直結することもできますが、思っているよりも手間がかかります。スナップを使えば,少し慣れれば数秒でルアーチェンジが出来るようになります。

ターゲットを何にするかで、必要な強度が決まってきます。強度(lb.)は商品の袋に表示がありますので,それを参考にしましょう。

プライヤー

魚の針を外したりラインを切ったりするのに役立つ「フィッシングプライヤー」

プライヤーにも様々な機能が備わっています。針外しやラインカッター,ガン玉潰し、スプリットリングオープナーなど、多くの機能が備わっているモデルを選ぶのがおすすめです。

特に、魚の針外しがしやすいノーズ部分が長いモデルがオススメです。

タモ網(玉網)

シーバス・青物等の大型魚を堤防から狙う場合、タモ網(玉網)がないと魚を取り込むことができません!せっかく大物がかかったのに、目の前でバラしてしまうという悲しい思いをすることも。。。

ショアジギングで使うのであれば,

 ・仕舞寸法が短い
 ・5m程度はタモの柄が伸ばせる
 ・タモ網の枠が大きい

この3点には気をつけておきたいところです。

タモ網がないときに限って大物がヒット!ということもありますから,ぜひ準備しておいてください。

フィッシングシューズ

磯での釣りやテトラ帯での釣りをするときの必須アイテムとなるのが『フィッシングシューズ』。

足を滑らせてケガをしてしまっては,せっかくの楽しい釣りが台無しになってしまいます。

また,磯やテトラ帯など釣りをする場所によっては命の危険も。

↓フィッシングシューズについての詳しい内容はこちら↓

ライフジャケット

釣りだけでなく,海でのレジャーで欠かせないのがライフジャケットです。

ライフジャケットには大きく2つの種類があります。

一つが発泡素材が内蔵されている『フローティング式のライフジャケット。

もう一つは,ジャケットの中にボンベが入っていて、水を感知するとそのガスが出て自動で膨らむ『自動膨張式のライフジャケットです。

それぞれ長所と短所がありますので,どんな場所で使うかによって準備するものを判断しましょう。

①釣り場の足場が悪い

フローティング式のライフジャケットがオススメ

足場が悪い場所を歩くときには,どんなに気をつけていても転んでしまうことがあります。荷物をもっているのですから当然です。

そんなとき,フローティング式のライフジャケットなら発泡素材がクッションになってくれます。

また,収納ポケットが充実しているため,手荷物を減らせるというメリットもあります。

②釣り場の足場が良い

自動膨張式のライフジャケットがオススメ。

自動膨張式のライフジャケットの最大の長所は「動きやすさ」です。

自動膨張式のライフジャケットであれば,快適に釣りを楽しむことができます。

↓関連記事はこちら↓

フィッシングナイフ

魚を締めたり、捌いたりできる「フィッシングナイフ」。

釣った魚をそのままクーラーボックスに入れて持ち帰ると生臭くなりがちです。

フィッシングナイフがあれば,釣ったその場で血抜きをしたり,内臓の処理をしたりすることができます。

自らの手で釣り上げた魚を、新鮮なまま食べることができるのは,釣り人の特権です!

まとめ

このようにショアジギングは,メタルジグ一つあれば様々な魚を釣ることができる釣りです。

ハードな釣りというイメージもありますが,今ではスーパーライトショアジギングライトショアジギングなど,手軽に楽しめるようになっています。

夏から秋にかけて海の水温も徐々に落ち着いてきて、魚の活性も高くなり喰いが活発になります。

つまり,ショアジギングでの釣果が期待できる季節です!

誰でも簡単に大物が狙えるショアジギング!ぜひチャレンジしてみて下さい!!

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